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三色の愛を学ぶ

ずっと体調が不安定だったために、家で過ごすことが多かったこの一週間。ソファーで横になりながら毛布をかぶって主人が購入してきたフランス映画のDVDを立て続けに三本観ました。

21820large_1作品はクシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロールの愛」、「青」「白」「赤」の三部作。10年以上も前の作品ですが、とても有名な作品なので観たことがある人も多いはず。ところが私は一度も観たことがなかったので、主人に絶対観るよう半ば強引に言い渡されたのでした。

しかし三本観てみて思いました。10年前の私にはこの映画が退屈で到底理解できなかっただろうと。それぞれの内容がとても繊細で深すぎて当時の私にはきっと計り知れない世界だったと思うのです。

青、白、赤はフランス国旗の象徴として「自由、平等、博愛」をテーマに描かれた作品としてましたが、私が観て感じたそれぞれの色が現してたもの、それは「青は深い悲しみと怒り、そしてぼんやりとした未来の光」そして「白は無限の愛」最後に「赤は消えかけていた心の灯火」そんな風に感じ取りました。

どの作品も捨てがたいほど素晴らしい作品だったのですが、順位立てするならば、私は「白の愛」が一番好きでした。この結果に夫は相当驚いてましたが。そして次に「赤の愛」最後は「青の愛」でしょうか。

ただし、今回は英語のサブタイトルで観たので全てを(深い部分をすべて)理解できていなかったかもしれませんが、それでも「白の愛」の最後が非常に印象深くほっこりと心が温かくなりました。(ネタばれになりますので、ストーリーについては触れません。)

そしてどの作品も音楽が美しく耳にいつまでも残ります。三作品の中の「青の愛」は特に音楽をベースに映画が流れているといっても過言ではないかもしれません。

そうそう、忘れちゃいけません。ここはバレエブログなのですから。実は「赤の愛」でバレエのレッスンシーンが出るのですが、バレエを習っていなければきっと流していた場面でしょう。ところが一応習っている身としては見逃せません。そのバーレッスン、とてもテンポが速くて「つ、ついていけないかも、あたし。」なんて自分に照らしあわせてついついそんなことを考えていたのですが、イレーヌ・ジャコブのバレエシーン一見の価値あり!?そしてもうひとつ、映画の中である男のお部屋の壁に飾られていたバレリーナの絵画もとても印象的でした。それらを観るだけでもバレエ好きには価値ある映画かもしれません。

また「赤の愛」がこの三部作の第三部となるのですが、私は結末を観てとても鳥肌が立ちました。なんだか怖くて怖くてそれを観た日の夜はなんとなく寝つけませんでした。人生の偶然、出来事、繋がり、絆、愛、これらがすべて終結されていたように思います。

最後に、最近ちょっぴり「愛」を忘れかけているあなた、この映画を観て「何か」を感じ取れるかもしれません。

※ストーリーや詳細についてはAmazonへリンクしておりますので、それぞれお好みの色(愛)をポチッとクリックしてみてくださいね(^^)v

トリコロール 青の愛/自由

主演/ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・レジャン他

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トリコロール 白の愛/平等

主演/ズビグニェフ・ザマホフスキ、ジュリー・デルピー他

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トリコロール 赤の愛/博愛

主演/イレーヌ・ジャコブ、ジャン=ルイ・トランティニャン他

Irene07

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